
みなさま、こんにちは❣️
\🎉まるごとVegan大賞・当選者発表🎉/
7周年を記念して開催した【まるごとVegan大賞】に、たくさんご応募をいただき、本当にありがとうございました!
どのエピソードも素晴らしく、ひとつひとつのエピソードに込められた想いに、スタッフみんなで感動しながら読ませていただきました🌿
改めて、ヴィーガンの広がりと繋がり、深さを実感できた時間でした🌱
今回は以下の方々が受賞されました✨
🥇まるゔぃー大賞
理豆さん
🥈特別賞
まるヴィーファンのハルコさん
🥉Miniet賞
E.Kさん
🌍特別追加賞
🎖️海外からご応募ありがとう賞
奶茶老師(ミルクティー先生)さん
🎖️活動応援しています賞
vegemiyuさん
たくさんのご応募、そしてあたたかなストーリーを本当にありがとうございました!
どれも素敵なお話ばかりです。
↓ぜひこちらも読んでみてくださいね💚
🥇まるゔぃー大賞
理豆さん
ヴィーガンになったのは、2017年のことです。地元ではヴィーガンの人がほとんどいなくて、親の家で暮らしていた頃は、なるべく周りに迷惑を掛けたくなくて、あまり自由に出来ませんでした。でも、実家を出て一人暮らしを始めた時、本格的にヴィーガンを始めることにしました。
実は、ヴィーガンになりたいと思ったきっかけは、もっとずっと前にあります。子供の頃から猫や犬と暮らしていて、ずっと不思議だったんです。「なんで犬や猫は食べないのに、牛や豚は食べていいの?」って。それに、人間も動物なのに、人間同士は食べないし…。そんなことをよく考えていた理論的な子供でした。動物に強く共感する性格なので、動物への暴力を目にする度に胸が苦しくなって、いつか自分の選択で優しくありたいと思っていました。
実際にヴィーガンになってからは、たくさんの変化がありました。両親は2人共病院で働いていて、健康向けで「ちゃんと栄養足りてるの?」「必要な物はどう摂るの?」と質問されて…。でも、そのお陰で栄養や健康に関してたくさん勉強するようになりました。論文や記事を読んだり、色んな食事法やサプリについて調べたり。論理的に考えるのが好きな自分にとっては、まるで数学みたいで、栄養の仕組みを知るのがすごく面白かったです。
それから、ヴィーガン料理の世界にも夢中になりました。食材に制限があるからこそ、工夫して料理するのが楽しくて、「どうすればもっと美味しく出来るかな?」と考える時間がワクワクします。知らなかった食材や調理法に出会えたことも、自分の食の世界が広がるきっかけになりました。
一番よかったと感じるのは、自分の気持ちと行動の間にあった矛盾がなくなったことです。昔は、「これは正しくない」と思いながら食べていたので、どこかで罪悪感があったんです。でも今は、安心して、楽しく食事が出来るようになりました。「食べること」が大好きなので、それがストレスフリーになったのは本当に嬉しい変化です。
将来は、どこに居ても気軽にヴィーガンの選択が出来る社会になって欲しいなと思っています。皆がヴィーガンになる必要はないけれど、少しでも「自分が何を食べているのか」を意識してくれたら幸いです。それぞれのペースで、自分なりのやり方で学び、試していけるのが一番良いと思います。
周りの人にヴィーガンを勧める時は、いつも健康や栄養の話から入るようにしています。宗教や文化、価値観が違っても、「体に良いこと」って、誰にとっても関心があることですよね。でも、無理やり押しつけるのは逆効果だと思っていて、「完璧じゃなくて良いから、出来る範囲で意識してみよう」と伝えるようにしています。私自身も未だ学びの途中なので、一緒に少しずつ変わっていけたら良いな、と思っています。
🥈特別賞
まるヴィーファンのハルコさん
私はヴィーガンになって10年程です。大学生の頃に、地球環境や家畜動物たちの扱われ方に向き合ったことがきっかけでヴィーガンになろうと思いました。ただ、いきなり食生活を変える事が当時は難しく、人付き合いもあり、週に何日かのベジタリアン生活から始めました。そうすると3か月ほどで毎日ベジタリアンの生活になることができ、徐々にそこからヴィーガンにも移行できました。
もう少し具体的にきっかけを紹介します。そもそも私は地球環境問題を少しでも解決したいと思い大学で勉強していたのですが、日々の勉強や研究のように大層なことではなくても、毎日選ぶ食の選択が地球環境に結びついていることを知りました。しかも、そのインパクトはとても大きく、地球を守るために自分の食生活を変えることは必要だと思いました。また、私は世間一般の人と同じくらい動物たちが好きです。きっと近くにいたら大切にするだろう豚や牛や鶏たちが、想像をはるかに超えるような酷い生産体系の中で生きて、非常に短い一生を終えていることを知る機会も大学生時代にありました。これらのことを知り、もっと調べ、考えたことで後にヴィーガンになりました。
ヴィーガンになって良かったことは、地球と動物たちに少しでも良い選択ができていることです。1人の力は小さくても無力ではなく、周りの人たちがヴィーガンについて知ったり考えたりするきっかけにもなり得ます。人生の変化としては、お肉を食べることが当たり前の世の中で、そうではない選択を始めるわけなので、色々な事象について自分の頭で考えるようになったと思います。また、ヴィーガンという選択が良いものだと心から信じられるため、私は仕事もヴィーガンに関連する事業をしています。四六時中ヴィーガンに関することに向き合っているのですが、ヴィーガンにならなかったら送っていなかったような人生だと思います。この仕事やライフスタイルを通して、まるごとヴィーガンの皆様をはじめ、優しくてとても素敵な人たちとの出会いもたくさん経験しました。これもヴィーガンになったことのお陰だと思います。
私がヴィーガンになるまでに時間がかかったように、人にはそれぞれのタイミングとテンポがあると思います。少しずつであっても、地球や動物たちに優しい選択をよりたくさんの人が送れるような世の中にしたいと心から願っています。もっとヴィーガンの選択が簡単になれば取り組む人も増えるでしょうから、その後押しになるように今の仕事に向き合っていきたいと思います。
周りの人にヴィーガンを勧める方法として、ヴィーガン料理屋さんに一緒に行って、美味しいヴィーガン料理を食べながら会話を楽しんでいます。共感するポイントは人により異なりますが、なんだか楽しそう、美味しいしヘルシーだしたまには取り入れたい、といった理由も含めて、ヴィーガンに関心をもってくれる人が周りに増えています。こんな小さい変化も、仕事で関わる大手企業がヴィーガン商品をリリースするといったような大きな変化も、どちらもとても大切な変化だと思います。より良い世の中にするために、みんなでそれぞれの立場でできるところからヴィーガンについてシェアしていけると素敵ですね!
🥉Miniet賞
E.Kさん
「これ、食べたらあとで胃が痛くなりそうだな。。。」
いつも、そんな不安と隣り合わせで食事をしていました。
もともと胃が弱く、食後に痛みで動けなくなることもあり、そのため自然とできるだけ体にやさしいものを選ぶようになりました。消化に負担の少ないもの、刺激の少ないものを選んでいたら気づいたらベジタリアンになっていました。そして乳製品もやめてみたら、驚くほど体調がよくなったんです。そんなふうに「人体実験」をしながら、体の声に耳を澄ませて体が喜ぶものを食べていたらいつのまにかヴィーガンにたどり着いていました。
調子が良くなったのは胃腸だけではありません。睡眠時間が短くても疲れにくくなり、花粉症も軽くなったし、風邪もほとんどひかなくなりました。
そして最初は「体のため」だったけれど、ある時ふと思ったんです。
「動物を食べなくても生きていけるなら、食べない方がよくない?」って。
そうして「自分の快適さ」だけでなく、他のいのちへの思いやりが自然と心に芽生えるようになっていったんです。人間だけじゃなく、動物も、植物も、地球も、全部がつながって生きているんだなあって、そんなふうに、世界の見え方が変わると、いろんなものが愛おしく思えるようになりました。
もちろん、困ったこともたくさんありました。外食の選択肢は少ないし、オーガニックや植物性の食材はどうしても高くつきます。何よりも周囲の無理解が大変でした。
「宗教?」「栄養足りないよ?」「え、チーズはいいんでしょ?」etc.
好奇心ならまだいいけれど、ときに悪意や偏見を向けられることもありました。
パーティーで何も食べなかっただけで、「感じ悪い」と言われたこともあったり。
説明するのに疲れて、最近は「アレルギーなんです」と言うこともあります。
ただ、本音を分かち合えそうな人には、なるべく正直に話すようにしています。
私は、自分が好きでビーガンをしているので、誰かにヴィーガンを強制する気は全くありません。でも、もっと食べものに関心を持つ人が増えたらいいなって思っています。そして動物を殺さなくてもすむなら、それを選べる社会になったらいいなって。
それから瞑想をしている人には、ぜひ一度ヴィーガンを試してみてほしいです(笑)
食を変えると、意識の透明度が全然ちがう。眠気も起きないし、頭も冴えるし、心の細かい動きがクリアに見えてきます。
「そんなの無理」と思うなら、まずは1週間だけでも試してみてください。
食事って、自分へのやさしさの表現の一つなんだと気づくかもしれません。
絶対に動物性を摂らない、とか、厳密なルールじゃなくていいと思うんです。
まずは、自分の体が気持ちよく感じること。その感覚を頼りに、少しずつ、自分らしいやり方を見つけていけたら、きっと自分にも世界にも優しいあり方が見つかるんじゃないかなって思います。
🌍特別追加賞
🎖️海外からご応募ありがとう賞
奶茶老師(ミルクティー先生)さん
私はもともと「肉なしでは生きられない」タイプのアスリートでした。
毎回の食事に肉がないと満足できないと感じていました。
私がベジタリアンになった理由は、主に「愛」がきっかけです。
元カノが菜食主義者で、彼女と一緒に食事をするために私も菜食を始めました。
おそらく愛の力だったのでしょう、特に辛い移行期間もありませんでした。
彼女は私をいくつかのベジタリアンレストランに連れて行ってくれて、
「意外と美味しいな」と思える体験をさせてくれました。
ベジタリアンになってからは、体が軽くなり、健康になったように感じます。
なんだか運も良くなった気がします。
元カノとは半年も続かなかったけれど、
彼女にはとても感謝しています。
彼女のおかげで菜食を始め、
気づけばもうすぐ3年になります。
もう一緒に美味しいベジタリアンレストランに行くことはないけれど、
彼女は私の人生の中の通りすがりの人になったけれど、
私はこれからもずっと菜食を続けていこうと思います。
彼女が私に菜食の素晴らしさを教えてくれたことに、心から感謝しています。
平和と愛を込めて。
私はミルクティーの先生です!!!
🎖️活動応援しています賞
vegemiyuさん
きっかけは健康問題からマクロビオティックを知り、学び実践したことで、体の健康だけでなくメンタルが変わり、世界が開けました。
当時会社員として、特に夢もなくそれなりに満足してましたが、食とライフスタイルが変わったことで、世界が開けました。
外資系企業で働いていたため、ベジタリアンニーズがあるのに受け皿となる日本人がベジタリアンやヴィーガンに偏見やめんどくさがるなどを目の当たりにする中、国際都市として、また東京オリンピック開催が決まった頃だったため、ベジ普及プロジェクトを立ち上げ発信をスタート。当時からベジ・ヴィーガンは健康だけでなく環境・美容・飢餓などメリットしかないのだから、絶対必要になっていくと感じて熱意を持ち活動してました。
そこから11年を経て、ヴィーガンは市民権を得て目指すどこでもベジの選択肢、、は増えたものの、朝加工品や添加物ばかりのものが多く、根本的に健康にも環境にもよくなく持続可能でない、と思うので、質を高め、自然に即した日本らしさやその土地土地の食文化を生かしたおいしいヴィーガンメニューや商品を増やすことをミッションに活動を続けています。
これからもまるごとVeganで美味しいお料理や心休まるお時間をご提供するだけでなく、ヴィーガンの魅力を心をこめて伝えてまいります。
今後とも、まるごとVeganダイニング浅草をどうぞよろしくお願いします🌿